2023年1月

新年なので明るい将来を書きたいのですが、「幸せは歩いてこない、だーから歩いて行くんだね」ということで、新年最初は老後も稼ぐことで豊かな生活を目指しましょう。

 

「老後」も稼ぐ場合の「老後」とは何歳からでしょうか?

一般的には定年退職後なので、60歳定年、65歳まで嘱託等による雇用継続の会社が増えてきましたから、65歳以上を老後と考えると思います。

なお公務員は原則として60歳が定年で、国家公務員法と地方公務員法の改正により、本年4月から定年が段階的に引き上げられることになり、現在の60歳から2年ごとに1歳ずつ定年を引き上げ、2031年度以降は65歳定年制となります。

65歳から69歳の就業比率は約55%(総務省「労働力調査年報」)となっていますが、更に増加しています。そもそも日本の生産年齢人口は1995年に8,726万人に到達しましたが、それ以降は減少を続け、2015年には7,728万人となり年々減少していますから、女性の再雇用だけでなく、会社によっては定年70歳、60歳以降も特定の職務や技能があれば年収が減らないなどの柔軟な対応をとるようになっています。

しかし特定の職務や技能を習得して嘱託等になってもそれなりの収入を得る人、転職によって収入を維持している人、自営業で稼ぐ人、人脈が豊富で社外取締役等に就任している人などには共通するポイントがあり努力を継続する必要があります。

1.「所属している課、目的毎に設定されるチーム」で業績、成果に徹底的にこだわり、そのために努力し工夫しているか。

若い時から、これにこだわっている人は、柔軟なアイデア・対応力・他者との交流などに優れているため、年零を重ねても活躍できます。

基本的には、現時点で考えられるキャリアのゴールを設定し、知識・スキルを蓄積しながら担当している仕事にまい進することが大事です。

仕事は適当にやりながら〇〇〇診断士・〇〇書士などの資格取得に取り組み、実際に独立した人たちを知っていますが、資格取得は、その仕事を開始するための入場券であり、継続して仕事を貰えるとは限りません。

そもそも仕事が適当だった人が行うアドバイスに説得力はありませんし、実務家としても顧客が望む範囲まで気配りできませんから、事務所は開店休業状態となります。

このような人は自宅の一室を事務所にしていることが多いので家賃は不要なものの、収入が無ければ生活できません。

仕事にまい進し熱中しながらも周囲との調和を図る(部下の育成を含む)ことで、この人なら信頼できると周囲から認められるようになることが大事だと思います。

2.短期間での転職を繰り返さない

倒産や事業撤退など本人にはどうしようもない場合は別にして、短期間転職を繰り返すようでは、経験値も浅く何かを達成する意欲・能力を備えることはできません。

転職すれば、その会社の社風や人間関係など難しい事柄も多いのですが、それらの困難を乗り越えて成果を出す人は成長しますし、支えてくれる人が増えるので短期間離職にはなりません。

キャリア採用の面接時には、多くの成果を上げてきたと言っていた人に仕事を任せてみると中途半端で使い物にならないという事例が多かったので、今は話だけでなくホワイトボードにチーム編成や役割分担、成果を上げた過程、苦労したポイントなどを書いて貰うようにしています。成果を上げたチームに所属していたものの、単なる一員であったのかリーダーであったのかを判定することができます。

3.自己投資を継続する

自己投資とは「懸命に学ぶ」ことです。

具体的には、法務部へ所属している人が司法試験や行政書士試験に取り組む、経理部であれば税理士や公認会計士など、知識を深め仕事の幅を広げることが大事です。

司法試験に合格して弁護士となり企業内弁護士として十分な収入を得ながら定年に関係なく活躍されている人もいます。

総務・事務であれば、上司先輩にアドバイスを求め、関連する法律や規制・規則を理解できるまで熟読し、効率化のアイデアや業務フローの改善に取り組むなど。

職種によって方法は異なると思いますが、担当業務の専門家を目指すことが懸命に学ぶことであり、周囲から信頼されるようになります。

総務・事務などは地味ですが、具体例として公認内部監査人となって定年延長後も収入が下がっていない人もいます。

4.積極的な姿勢(前向きな人)

周囲に良い影響を与え且つ周囲にも責任を持たせられる人であるか。

年を重ねる毎に、「あの人と一緒に働きたい」「あの人と一緒だと楽しい」「困難な仕事でも一緒だと取り組める」などの人間性が重要になることは共感されると思います。

仕事ができるのは当然として、思いやりを持ち他者の苦労や痛みが分かる、相手の立場を尊重した上で当方の要求をできる限り通す、失敗しても直ぐに挑戦するなどの能力は30代、40代からの積み重ねが必要です。

そして「周囲にも責任を持たせられる人」であるためには、自分も努力するが、周囲にも強制ではなく努力する意欲や責任感を求めることができる人です。

以上の4点は、自営業で稼いでいる人、嘱託等になっても安定した収入を得ている人の共通ポイントで、内容は当たり前のことですが、意識して努力しなければできないことです。

一つの会社で定年まで働く場合であっても、転職した場合でも、自営業になっても安定した収入を得るには、これらの努力を継続する必要があります。

 

別の方法として保険外務員やIFAがあります。

お客様に信頼され資産運用を任されることで、定年に関係なく稼いでいる人が沢山います。

若い時には子供の教育費や生活費などを合計すると、ある程度の収入が必要ですが、老後になりますと夫婦二人だけの又は自分だけの生活費となりますから稼いでいる金額は減少するものの、年金を得ながら好きな仕事を続けられます。

また稼ぐためには、働く意欲を持ち勉強を継続する、他者との関りを継続することが必要なので精神的な若さを継続する原動力にもなります。

退職後は何もしないという考えも否定しませんが、久しぶりに会うと年齢よりも老けて見えるし、話している内容も昔の思い出中心では寂しいのではありませんか。

 

当然ですが、身体的な衰えや病気などで働くことが出来ない方もいますので、先ずは健康寿命を延ばすことが大事です。

健康寿命は3年ごとに厚生労働省が発表しており、2019年時点で男性72.68歳、女性75.38歳でした。2016年時点より、男性は0.54歳、女性は0.59歳延びており、次回は更に延びそうですが、健康を意識している人が増えているのだと思います。

健康寿命を延ばすためには、①適度な運動を継続する=毎日8千歩から1万歩程度が良いようです。②栄養バランスを考えた食事を摂る=野菜などは高くなっていますし夫婦2人の料理ではスーパーで買った半分に切ったキャベツでも余ったりするので、青汁などのサプリを使っても良いと思います。③良質な睡眠=これが難しいです。決まった時間に寝るなどの工夫をしても何回も起きてしまう。一回起きたら寝付けないなどは、どれだけ工夫しても改善しませんから、このような場合には医師に相談して睡眠導入剤や睡眠薬を利用することも一案です。

生きていれば必ずストレスはありますので、ストレスと上手に付き合う。ストレスを解消する方法を探す。健康診断は必ず受ける。病気が見つかったらきちんと治療するなども必要です。

前の記事

2022年12月